これでバッチリ!ワインの基礎知識

特色豊かな郷土料理と同じく、ワインにもその土地ならではの魅力が溢れる

イタリアでは全土20の州でワインが造られています。特色豊かな郷土料理と同じく、ワインにもその土地ならではの魅力が溢れています。ここでは北部・中部・南部の3つに分けて紹介します。
(北部・中部・南部の区分けはイタリア国内で一般的に行われている区分けを採用)

 

北部イタリアA

アルプス山脈を境に、フランス・スイス・オーストリアなど国境沿いの山がちな地域から、南部のロンバルディア平原、そしてアドリア海まで続いています。

ここで産まれるワインは、イタリアワインの王様と言われるバローロ、バルバレスコの産地であるピエモンテ州などがあります。

 

中部イタリアB

ローマやフィレンツェなど独自の文化を実らせた地域で、東はアドリア海、西は地中海に面しています。

キャンティの赤ワインが有名なトスカーナ州をはじめ、伝説の「エスト!・エスト!・エスト!!」のラツィオ州など、北部と並んでワインの名産地が数多く存在しています。

 

南部イタリアC

長靴のカタチをしたイタリア半島のちょうど膝から下にあたる部分で、国内1、2位の大きい島シチリアとサルディーニャを含む地域です。ワインの生産量では国内トップを競うプーリア州、イタリア第4の量産地のシチリア州などがあります。

 

イタリアのワイン法とラベル

1920年代に制定されたイタリアのワイン法は、1963年の「原産地呼称」立法や1970年代のEC規定、更に1992年の新ワイン法を経て、現在全てのイタリアワインを4つのクラスに分類しています。

  • 生産者(アレティーノ)
  • 収穫年(2009年)
  • ワイン法による原産地名(D.O.C.G.キャンティ)
  • 生産者住所
  • 容量(750ml)
  • アルコール度数(12.5%)
  • D.O.P. (Denominazione di Origine Protetta)保護原産地保証ワイン
    • D.O.C.G. (Denominazione di Origine Controllata e Garantita)

       = デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)

       保証付原産地統制名称ワイン

    • D.O.C. (Denominazione di Origine Controllata)

       =(デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ)

       原産地統制名称ワイン

  • I.G.P.(Indicazione Geografica Protetta)保護地理表示ワイン
    • I.G.T (Indicazione Geografica Tipica = インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)

      地理的生産地表示

2008年のワイン共通市場制度改革により、新制度のもとでワインは「地理的表示のないワイン」と「地理的表示付きワイン」に大別され、後者は更にI.G.P.と、より厳格なA.O.P. に細分されることとなりました。

また制度変更による混乱を避ける為、旧制度で使用されてきた伝統的表記で新制度でも認められている表記があります。

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