赤ワインや白ワインはよく飲むのに、ロゼワインは試したことがない、という方は多いのでは?甘いイメージをもたれがちですが、辛口の本格的なワインも多く揃っていて、今、世界ではロゼが大人気!芽吹きの香りやそよ風を感じる春には、ロゼワインがおすすめです。おすすめのロゼワインや、つくり方、味わい、色合いなど、ロゼワインの魅力をご紹介します。
ロゼワインは、赤ワインと白ワインを混ぜて造るの?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的にはそうではないんです。ここでは、ロゼワインの製法として3つ、ご紹介します。
一般的なロゼワインの製法は、赤ワインと同じように、収穫した黒ブドウを除梗・破砕し、果汁と果皮・種を一緒にタンクに入れ、果皮から色素を抽出します。果汁の色合いがピンク色になったところで果汁のみ引き抜いて発酵させ、ロゼワインに仕上げます。赤ワインの色合いを濃くし、風味に厚みをもたらすために発酵前に少量の果汁を引き抜く「セニエ」という方法で引き抜いた果汁を用いて造られる製法や、発酵している果汁を果皮と切り離す「ショート・マセレーション」という製法など、呼び方は違いますが、果汁と果皮が触れている時間が短いという点では共通です。
「ダイレクトプレス」と呼ばれる製法は、白ワインの製法同様、黒ブドウを破砕・圧搾したあと、果汁のみを発酵させる方法で、黒ブドウから淡いピンク色のロゼワインが生まれます。
シャンパーニュ地方では、赤と白を混ぜて造ることも許されており、原酒のブレンド時に白ワインに少量の赤ワインを混ぜて色づけするか、滓抜き後の補酒時に赤ワインから造ったリキュールを添加する方法が多く用いられます。
上記以外に、混醸法(ロートリング)と言って、発酵前の白ブドウ果汁と黒ブドウ果汁を混ぜて醸造する、ドイツで多く使われる製法があります。